Since : 03/07/2002
Last Update : 03/13/2002
What is MPML-VR ? - MPML-VRとは -
MPML-VRはMultimodal Presentation Markup Language for VRMLの略で,3次元仮想空間におけるマルチモーダルプレゼンテーションを容易に記述するための言語です.東京大学情報理工学系研究科石塚研究室で2001年より開発・研究しており,現在Version2.0までリリースされています.
WWWと連携した情報発信を行う新形態マルチモーダルメディアのひとつとして,擬人化エージェントによるマルチモーダルプレゼンテーションがありますが,これをXML準拠で一般の人でも容易に記述できるようにしたものです.MPML-VRコンテンツでは,VRML2.0で記述された説明したい物体や背景と,擬人化エージェントシステムとを組み合わせた,下図のようなプレゼンテーションを記述することができます.
尚,2次元マルチモーダルプレゼンテーションを記述するMPMLは姉妹言語です.
Reference - MPML-VR 2.0のリファレンス -
こちらをご覧ください.
How to enjoy MPML-VR Contents ? - MPML-VRコンテンツの楽しみ方 -
Sorry. Under Construction.
About "Aya" - MPML-VR Agent キャラクタ -
Ayaは,MPML-VR Agent用に開発されたキャラクタエージェントです.VRMLで記述されており,指の全関節があるなどHumanoid Animation(H-Anim)規格LOA2(Level of Articulation 2)の詳細な骨格構造を持っています.
顔の表情を変化させたり,口を動かしたり,瞬きをしたりといった振る舞いをさせることができる,Lifelikeなキャラクタとなっています.現在,105種類の動作をさせることが可能です.
Design Tool - MPML-VRコンテンツ デザインツール -
MPM-VRのコンテンツを手軽に作成するためのデザインツールです.このデザインツールはプレゼンテーション空間へのテレビや机などのオブジェクトをマウスで視覚的に配置するだけでなく,カメラ位置やエージェントの立ち位置を設定することもできます.
Demonstration - MPML-VRのデモ -
AyaによるMPML-VRプレゼンテーション : 住居紹介
Ayaが住居紹介に挑戦.Ayaは当研究室で開発されたオリジナル女性キャラクタで,指の全関節を持っていたり,顔の表情を変化させたりできるのが主な特徴です.また,目線を動かすこともできます.住居紹介の中での話の進み方によって,Ayaの感情が変わっていく様子にもご注目ください.
MPML-VRコンテンツのデザインツール
MPML-VRのコンテンツを手軽に作成するためのデザインツールの紹介.このデザインツールはプレゼンテーション空間へテレビや机などのオブジェクトをマウスで視覚的に配置するだけでなく,カメラ位置やエージェントの立ち位置を設定することも出来ます.デモではこのような機能を紹介し,デザインツールで作成したMPML-VRコンテンツを実際に視聴します.
Bibiography - 参考文献 -
- 岡崎直観,Santi Saeyor,土肥浩,石塚満,“マルチモーダルプレゼンテーション記述言語MPMLの3次元VRML空間への拡張”,電子情報通信学会論文誌,採録決定
- 綾聡平,岡崎直観,石塚満,“3D環境でのマルチモーダルプレゼンテーション記述言語MPML-VRにおけるキャラクタエージェントの機能強化”,電子情報通信学会総合大会,2002
- 柴田知秀,岡崎直観,SantiSaeyor,土肥浩,石塚満,“3次元マルチモーダルプレゼンテーション記述言語MPML-VRの舞台作成ツールの開発”,電子情報通信学会総合大会,2002
- 筒井貴之,石塚満,“キャラクタエージェント制御機能を有するマルチモーダルプレゼンテーション記述言語MPML”,情報処理学会論文誌,vol.41,no.4,pp.1124-1133,2000
Link - MPML-VR関連リンク集 -
石塚研究室のホームページ
MPMLのホームページ
project member: N.Okazaki, T.Shibata, S.Aya